本荘第一病院のホームページを開いていただきまして、ありがとうございます。
本荘第一病院は故小松寛治先生が昭和63年(1988年)7月2日に創設いたしました。100床、消化器科、内科、循環器科、外科の4科、常勤医師が6人でのスタートでした。
その後、診療部門の拡大や病床数の160床への増加があり、医療法人、特定医療法人を経て、平成25年1月から現在の社会医療法青嵐会本荘第一病院となりました。「地域と手をつなぐ医療」を理念に掲げ、北に子吉川を見下ろし、南に鳥海山を望む環境の中で、心身ともに癒していただけるように、質の高い信頼される医療の提供に努力してきました。
由利本荘市の救急告知病院のひとつとして、地域や社会に求められている急性期医療を果たすことを使命と考えて、急性期の入院患者さんの治療に特化した病院をめざしてきました。今後も、地域での急性期医療の役割を担うべく努力をしていきます。
旧由利郡鳥海町(現、由利本荘市鳥海町)の直根診療所、笹子診療所がそれぞれ無医診療所となった平成2年、平成6年から、いずれの診療所にも医師を派遣してきました。平成17年の市町村合併により、その面積が秋田県の10分の1を占めるこの広い由利本荘市において、中心部から遠い地域の急性期医療をどのように継続していくかが大きな課題です。これまでの本荘第一病院のスタンスを可能な限り継続していきます。
第一病院訪問看護ステーション、第一病院居宅介護支援事務所を平成11年から開設して、地域の在宅医療を早くから進めてきました。そして、平成29年4月からは、4つの病棟の1つを「地域包括ケア病棟」としました。包括ケア病棟の導入により、病床数は160床から158床になりました。急性期の治療後、ご自宅もしくは施設で、安心して自分らしく療養できるように支援することは、病院のきわめて大事な役割であり、この包括ケア病棟は、退院後の療養について準備できる場になります。歴史ある訪問看護センター、居宅介護支援事業所を持ち、かかりつけ医との連携や健康福祉施設との協力で、今後、地域包括ケアを進めます。
診療と共に、開院当初から健診事業や健康増進活動にも力を注いできました。平成17年3月には東北で初めての「人間ドック、健診施設機能評価認定」を受け、多くの方々に、人間ドック、検診をご利用していただいております。今後も健診、検診の精度を上げるべく努力をしていきます。
本荘第一病院では患者さん中心の最新の高度医療を推進し、患者さんに満足していただけるホスピタリティ・マインドのあふれる病院をめざします。また、職員一人一人が誇りとやりがいのもてる職場作り、人材の育成を進めて行き、地域・社会貢献の一翼を担うべく、地域や社会に喜んでいただける病院を、職員一同が一丸となってめざします。
今後とも、地域の方々のご支援を宜しくお願いいたします。